未経験でエンジニアを目指した時に役立ったもの

今回ご紹介するのは、30代でインフラエンジニアに転職した私が
最低限理解しておくべき内容を身に付けるのに役立ったサイトや書籍です。

用語がわからない

ITの勉強を始めると最初にぶつかる壁はこれじゃないかと思います。
5年経った今でも、打ち合わせなどで使われている用語がわからなくて
リモート会議中にこっそりググったりしています。

ある程度知識が蓄積されてくれば、それなりに専門的な説明をしているサイトや書籍を
読む方が正確な理解に役立つのですが、
ITと全く関係のないことしかやってこなかった状態でそういったものに触れても
余計わからなくなって心が折れます。

そんな時にいつも助けてくれたのが
「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
でした。
独特なキャラクター達が簡単な言葉でなんとなくイメージを説明してくれます。
ITだけじゃないかもしれませんが、勉強を始めたての頃というのは
このイメージを掴むことがまずは大事だと思っています。
極端な話、カテゴリーがわかるだけでも最初は良くて、
機器の名前なのか、動かす時に必要な仕組みなのか、
何かを計算した時に出てくる値なのか、といったことだけでも
理解して読み進めると良いと思います。

例えば「プロトコル」という言葉が出てきた時に
FTPやHTTPといった種類を覚えるのは先で良くて、
まずはIT関連のやり取りをする時の決まり事なんだな、
と簡単になんとなく覚えておくだけでいいです。
ITは細かいことを学習しだすと無限にありますし、
勉強を始めた時に詳細まで調べだすと沼にはまります。

まずはイメージだけ掴んでどんどん読み進めていくと一旦森が見えてくるので
全体像ってこういう感じなのね、という感覚が身に付くことが大事です。
また、あまりにもわからない言葉が多い時は
スキップしてどんどん読むということもやりました。
最初は誰もがIT用語沼にはまるのでうまく乗り切ってください。

ネットワークの基礎を身に付ける

インフラエンジニアとしてやっていくなら、ネットワークを理解することがとても大事です。
上記用語集と同じくらいおすすめなのが「3分間NetWorking」です。
書籍もあるので、本の方が良いという方は検討してみてください。
私はサイトを見た後に本をそれぞれ購入しました。
まずは下記基本のものが良いですが、HTTPやルーティング、DNSもおすすめです!

こちらをおすすめする理由はネットワークの基礎を
わかりやすい言葉で説明してくれていることと、
私が知っている中で一番楽しく説明してくれていることです。
ネットワークの説明は初心者には本当に難しいと思います。
IPアドレス、プロトコル、ポート番号、LANとWAN、帯域など、「???」の嵐でした。

ただ、どこからかは始めないと始まらないので、
よくわからなくてもこちらを最低2周してから
他の研修を受けると理解度や吸収できるスピードが違います。
入社した会社でスクール並みの手厚い研修があるのであれば不要かもしれませんが、
迷ったらこちらから始めてみることをおすすめします。

追記:
3分間ネットワーキングシリーズの筆者の網野 衛二さんの
「初心者でもしっかりわかる図解ネットワーク技術」という本が
Kindle Unlimited(Kindle Unlimitedって何、という方はこちら)の対象と
なっていたのでご紹介します。
早速ダウンロードして確認してみたところ、印象としては
3分間シリーズの方が一つ一つ丁寧に紹介されているかなと思いますが、
好みもあると思いますので、もしKindle Unlimitedを現在契約されていたり、
契約されるようであれば他の書籍と一緒にチェックされてみると良いのではないでしょうか。


初心者でもしっかりわかる 図解ネットワーク技術

まずはネットワーク関連の勉強を広く浅くやる

最後は左門至峰さんという方が書かれている「ネスペ教科書 改訂第2版」…を
元々おすすめしていたのですが、
2021年5月に新たに執筆された書籍がありましたのでご紹介します。
「ストーリーで学ぶネットワークの基本」です。
ネスペ教科書」 は下記の通り元々資格試験用ですが、
こちらの方がより「ネットワークとは」という視点から解説されているので、
最初の一冊としてもおすすめできる点です。
厚みも「ネスペ教科書」の1.5倍ほどありますし、より丁寧でわかりやすいかと思います。

今回の主旨からは少しずれますが、
3分間ネットワーキングや入門編、基本編を読み終えた後に
おすすめなのが「ネスペ教科書 改訂第2版」です。
私がこちらを読んだのはもう転職から3年くらい経った頃だったのですが、
もっと早く読みたかったなと感じた本です(そもそも出版されていなかったので無理でした)。

こちらはもともと「ネットワークスペシャリスト」という
資格を取得するための教科書です。
この資格はIPAという団体が提供している試験に合格することで取得できるのですが
難易度がなかなか高く、この教科書だけで合格は難しい資格です。
ただ、ネットワーク関連全体を網羅して説明されているので
少し慣れてきたら読んでおかれると、会社で交わされる色々な分野の話が
「あ、あれのことかも」とわかるようになるのではと思います。

左門至峰さんの本は情報処理安全確保支援士というセキュリティ系の資格を取得した際に知り、
解説がとてもわかりやすくてお気に入りです。
URLもありますのでリンクを張っておきます。
ちなみに、セキュリティスペシャリスト編もあります。

ネットワークスペシャリスト – SE娘の剣 –

まとめ

今でも新しい分野の勉強を始めるのは気が重くなるほどIT業界は広く深いので、
未経験者として踏み出す最初の一歩は本当に難しく感じると思います。
少なくとも私はそうでした。

世の中には色々なスクールや会社があるので
うまく自分に合った入口が見つけられればそれに越したことはありません。
ただ、私自身は当時スクールに通うお金も時間も無く、
入社してからも極力独学で進める必要がありましたので、
そういった中で役に立ったものを3つ挙げてみました。

どなたかの参考になりましたら幸いです。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。