IT資格試験をオンラインで受けてみた

ここ数ヶ月で続けてオンライン試験を受けたので
感想を書きます。

受けたのは以下のような試験で、合計4回。
2回はPeopleCert、2回はピアソンVUEのオンライン試験です。
お作法が若干違います。

ポイントだけ知りたい方向けに一旦結論から。

必要な準備:
・部屋には誰も入らない状態の確保
(宅配とか人が来ても出られないし、振り返るだけでも危ない)
・途中休憩やお手洗いに行けない
・部屋の温度調整、座り心地の良いクッションの用意など快適な環境
・チェックイン用に別途時間を確保(約30分)
・安定した通信環境
・部屋を片付けておくw

メリット:
・自分の家なのでリラックスできる
・移動の手間が無い
・ギリギリまで予約変更可能(試験により、期限は異なります)

デメリット:
・環境整備が自己責任
・不可抗力でも失格になるリスクがある

1. オンライン受験のきっかけ

最初のPoepleCertの試験ですが、結構前に研修だけ受けたものの、
バウチャーを放置していました。
理由は、コロナ流行のためと忙しさでテストセンターに行くことをあきらめて
バウチャーに変更してもらったものの、
オンライン試験で使える身分証明書がパスポートしかなかったからです。。。
(あまり細かいことは覚えていないのですが、
日本国内だと現実的な選択肢がパスポートくらいでした。)
でも…
コロナがこれだけ流行っている中で海外なんてまぁ行かないし、
その割に高いし、発行に手間かかるし…
とむちゃくちゃ渋りながらどうしようと思っていたのですが、
そろそろバウチャーの期限切れるし、
パスポート発行も2ヶ月くらいは見ておかないといけないし、
勉強もしてないし…と思いながらもう一度オンライン試験の条件を確認したら
いつの間にか運転免許証が身分証明書として承認されていました
(そして、今確認したらマイナンバーカードも承認されているようです)。

もう面倒なのでそのまま失効させることも考えましたが、
これからもオンライン試験は受ける機会があるだろうし、
むちゃくちゃ大事な落ちたくない試験で初めてオンラインで受けて
何かで失格になったら嫌だし…ということで
お試しで受けてみることにしました。

結果、思った以上に快適だった部分と
気を付けないといけない部分があったので書きます。

2. 部屋の状態を整える

まず、部屋に誰も入らない状態を確保しないといけません。
もうこれは絶対です。
誰かが部屋のドアを開けた瞬間に失格です。
うちは子供たちがいるので、言っても絶対聞かないから
必ず学校に行っている時間や預けている時間に受験しました。
あと、毎週届けてもらっている食材の宅配も調整しておきました。
それでも、大人でも何気なく開けてしまったり(なんせ自分の家だしw)
することもあると思うので、これは本当に最大限注意すべき点だと思いました。

次に部屋の環境です。
テストセンターの場合は最初から人が過ごしやすい環境を
あらかじめ用意してくれていますが、
自分の家なので、当たり前ですが環境を整えるのは自分です。
私はうっかり冬の受験なのに暖房を一切つけずに始めてしまい、
受験前にお手洗いを済ませたにもかかわらず、
途中からめっちゃお手洗いに行きたくなって、集中力に影響がありました
(そのせいだけじゃないですが、不合格でしたw)。
2回目は、受験前に水分摂取を控えるなどの対策をしました。

誰も入ってこない部屋を確保するという点とも関連しますが、
部屋の写真撮影をしたり、ずっとカメラオンで受験するので
どこの部屋で受験するのかは結構大事です。
私は普段リビングにPCを置いて仕事や勉強をしていますが、
すごい狭いしごちゃごちゃしていてとても360°人様に見せられるような
立派な場所ではありません。
結果、寝室を選んだのですが、ここが結構寒くて。。。
自分の家でも意外と90分間その部屋で座っているということは無かったりするので
ずっといても快適な環境かどうかよくご確認ください。

なので、私の場合、受験前にまずやることは
簡易デスクを出してPCをセットアップしたら、次はお掃除です。
寝室なので、部屋干ししてある洗濯物とかその他
見られたくないものもあるので、そういったものを隠したりします。
普段生活していると自分は慣れてしまっていたりするので
お気を付けください。

2023年加筆:
子供たちがもう少し大きくなって話がわかるようになったので、
前の日に、「絶対部屋のドアを開けないでね」、「外から声かけるのもやめてね」と
何度も言い聞かせ、「テスト中!あけないで!」という張り紙を
ドアの持ち手部分が隠れる場所と子供の目線の高さにそれぞれ貼るという
対応でクリアしています

3. 通信環境や利用するPCに注意

あとは、もうこれは運もあるなと思いますが、
動作が安定したPCを使うことと通信環境ですね。
私は最近PCを買い替えましたが、
少し前まで使っていたPCは何年も使っているせいか
急にブルースクリーンになったり、再起動したりしていたので、
騙しだまし使っているようなPCは、普段は良いと思いますが
当たり前ですけど、テストには向かないです。。。

また、大抵リモートワークをしていますが、
やっぱり19時前後は急に回線が切れたり、安定していなくて
webページの表示はできるけどオンライン会議は聞き取れなくなったりします。
私は今のところ夕方以降に受験したことはありませんが
そういったトラブルも自己責任になってしまうところも
オンライン受験のデメリットではあります。
電波状況などもよく確認しましょう。
ピアソンVUEなどは、チェックインテストが事前にできます。

4. 受験前のチェックイン

チェックインは、PCにインストールする試験用アプリで
30分前から手続きができます。
直前になると緊張もあって、あれ、どこからアプリをダウンロードするんだっけ、
どこに受験案内メールが届いていたっけ、
受験IDとPWはどこ!?など意外と焦るので、余裕をもって準備しましょう。

アプリをダウンロードしたら、
再度PCのチェック(SW、カメラ、マイク動作確認など)をして
身分証明書の写真のアップロード(後ほどカメラでも確認されます)、
部屋の写真のアップロードなどがあり、それが全て終わると試験官につながります。

部屋をカメラで360°回して見せてくださいだったり、
眼鏡をしている時は録画機能が無いか眼鏡を見せてくださいだったり、
飲み物を持ち込んでいる場合はそれを見せてください、
また、子供の描いた絵を壁に飾っているのですが、
その絵をもっとよく見せてくださいなどと言われたりしました。
その一連の確認に、初回は30分近くかかりました。
2回目は慣れていたのでたぶん15分くらい。
でも、30分はみた方がいいと思われます。

チェックインが終わって、試験官対応待ちになってしまえば
試験開始時間が過ぎてしまっても問題ない、と記載されています。

2023年加筆:
試験官によるのですが、だんだん部屋のチェックが厳しくなってきていて、
テレビなどの電子機器、衣装ケースの中身(透明な引き出しだったので)や
貼ってあるシール(〇cm×〇cmみたいな)なども
カメラで良く映してくださいと言われたりするので、
棚やテレビには布やタオルをかけて受験するようにしています

5. 受験に利用した会社の違いについて

今回、PeopleCertとピアソンVUEと2社のオンライン受験を経験して、
違いがあることがわかりましたので、以下2社の違いを書きます。

PoepleCert:
・カメラを回して部屋全体を見せてくださいと言われる(写真は不要)
・基本、音声で案内があり、自分のコメントも音声で伝える
・身分証明書写真のアップロードなどはパソコンのアプリから

ピアソンVUE:
・身分証明書写真のアップロードなどはアプリとwebブラウザの2通りの方法があるが、
 スマホが必要(システムチェックはPCで、その後はスマホに誘導され、
 終わるとPCに戻ってきます)
・PoepleCertは身分証明書の写真のみだったが、
 ピアソンは部屋の写真を4方向撮ってアップロードする必要あり
 その後、カメラでも360°回して見せてくださいと言われます
・案内は基本チャット、自分のコメントもチャット
・英語のファシリテーターであればほぼ24時間受験可能。枠もかなり空いている
 ※PoepleCertは未確認
・飲み物を持ち込み可能

特にピアソンがいいなと思ったのは案内がチャットな点でしょうか。
試験の言語とファシリテーターの言語は別で選べますし、
英語監督の方が枠が空いているので、
チャットなら英語でもいいなーと思いました(でもやっぱり日本語が安心w)。

そうそう、予約に関してもう少し言うと、
試験時間直前まで変更が可能なので、
どうしても狙っている枠があるのであれば
ちょこちょこ枠を確認するようにしていると意外とキャンセルが出ます。
私がたまたま確認していた時は土曜日の枠や
当日の直前枠とかキャンセルが出るタイミングがありました。
土曜日枠なんかはキャンセルが出るとすぐ無くなってましたし、
私がキャンセルした月末の枠は2時間後には
もう他の方に予約されて無くなっていました
(リテイクキャンペーンの最終日だったり、
旧バージョンが受けられる最後の日だったからかも…)
あとは、飲み物の持ち込みはできますが、
お手洗いに行けないので注意ですね。

最後に、PeopleCertは、合格した時に「おめでとうございます」と言われて
少し複雑な気分になりました(笑)。
いや、ありがとうございますなんですけど…
見えてるのちょっと恥ずかしいんですけどみたいな。。。
(しかも1回落ちてるし。。。そこも見えてたんですよね、きっとっていう。)
これ、テストセンターでも毎回思うんですけど、私だけでしょうか。
一応伏せてレポート渡してくれますけど、きっと見えてるんだろうな…
見ました?見ないでいてほしいなーみたいな。
ピアソンVUEの時はチャットだったのもあって(?)
合格時もそういうコメントは無かったです。

6. まとめ

オンライン受験したと言うとまだ結構驚かれるので
どんな感じなのかわからなくて試していない方も多いんじゃないかなと思い、
体験を書いてみました。

個人的には、やはりこれだけコロナが流行っている中、
オンライン受験ができるのはとてもありがたいと思いました。
慣れた自宅で受験できることでよりリラックスできますし、
直前までオンラインで勉強したり、移動時間が無い、
終わったらすぐに仕事に戻れるなど、便利なことは間違いないです。

ただ、受験環境の準備が自己責任ですし、
何かの事情で不可抗力であるにもかかわらず失格になってしまうリスクもあります。
今まで10万程度する試験も受けたことがありますが、
そういう試験もオンライン受験にするかというと迷います…。

やはりそこまで費用がかかっていたり、
絶対に自分の勉強不足意外の理由で落ちたくない、
失敗できない試験はテストセンターに行くかなーと思いました。
なお、受験に必要な身分証明書やシステム条件などは随時変わると思いますので
必ず最新情報をご自分で確認の上、受験に挑まれてください。

どなたかの参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。